府中少年少女合唱団について
府中少年少女合唱団は、音楽活動を通じて心豊かな青少年を育成することを目的として、昭和57年(1982年)、府中市教育委員会により発足しました。
子どもたちには、音楽を愛する心を深めるとともに、年齢の異なる集団の中での多様な体験を通して豊かな人間性を育んでほしいと願っています。現在、団の活動は、府中市、指導者、保護者会の三者が互いに協力して進めています。
当団は小学1~3年生をジュニアの部、小学4年生~中学生をシニアの部とし、現在約30名が練習に励んでいます。
指導者紹介
指 揮
上田 京子(声楽家)
国立音楽大学声楽科卒業。
同大学推薦演奏会、オペラ公演、ソロコンサート、学校訪問コンサート等に多数出演。合唱では、H.ブロムシュテット指揮のNHK交響楽団と共演。
これまでに声楽を、市田キヨ子、岡部多喜子、波多野靖祐、岩本徳、亀山啓子の各氏に師事。また幼少よりピアノを学び、合唱指導・指揮においては大谷研二氏、相澤直人氏等の薫陶を受け、国際音楽祭やマスタークラスにおいて指揮法等の研鑽を積む。
現在は大島貞次、片野坂栄子両氏のもとで発声の研究を続け、合唱指揮や後進の指導と同時に、歌い手として保育園や地域のイベント等に招かれ歌曲を広める活動を行っている。日本声楽家協会正会員。ムズィーク・アイラメンバー。
ピアノ
伊勢 淑子
国立音楽大学ピアノ科卒業。同大学大学院を首席にて修了。大学院卒業時にクロイツァー賞を受賞。
ピアノを、柳川守、(故)属澄江、今野信子、北條美智子、朝枝ひろみ、(故)H.ピュイグ=ロジェ、P.ドヴァイヨンの各氏に師事。スイスフレーヌにて行われたフレーヌ国際夏期講習会に参加。室内楽とピアノデュオ、ソロピアノを受講。
現在、国内外の様々な演奏家の伴奏や、合唱団の伴奏などを受け持つ他、音楽教材用CDのレコーディングなどにも参加。ソロの演奏家としても様々な演奏家とジョイントリサイタルやコンサート活動を行う他、コンクールの審査員や後進の指導にも接触的に活動を行っている。
現在、国立音楽大学付属中学・高校ピアノ講師。
顧問紹介
顧問
岩本 徳
東京学芸大学音楽科卒。
藤原歌劇団研究生を経て合唱指導の道に入って50年以上、各地で指導にあたっている。
音声生理学・呼吸法の研究をしつつ、ヴォイストレーナーとしても定評がある。
また、合唱等の講評者として活躍の場を広げている。
生涯声楽研究会主宰。
日本合唱指揮者協会会員。
特別顧問
小原 孝
神奈川県川崎市生まれ。国立音楽大学大学院を首席で修了。1990年CDデビュー以来40枚以上のアルバムをリリース、最新アルバム「弾き語りフォーユーpresents~アルハンブラの想い出」5月8日発表。全国各地でのコンサートはこれまでに1000回を超える他、テレビ・ラジオにも多数出演。1999年4月からNHK-FM「弾き語りフォーユー」パーソナリティー担当、現在17年目に入り好評放送中。作詩・作曲・編曲などマルチに音楽活動を展開している。
2015年5月10日東京文化会館大ホールにて、CDデビュー25周年記念リサイタル開催。現在、尚美学園大学客員教授、国立音楽大学非常勤講師、川崎市市民文化大使。